長谷川三絃会は、津軽三味線青森県協議会々長の長谷川裕二によって、昭和47年に始められた。現在、関東・東北・北陸・北海道の各地区に、12の教室&支部があり、互いに切磋琢磨しながら活動している。またこれらの支部&教室の中で、長谷川流師範を襲名した師範代がそれぞれ独自に演奏活動を続ける傍ら、長谷川裕二のライブやレコーディング、放送番組などにレギュラーメンバーとして参加している。
長谷川三絃会の特徴は、長谷川裕二作曲・編曲による数々のオリジナルな合奏曲の妙技だ。 この中には「津軽の四季」(1985)、「竜飛岬」(1995)、「縄文・まほろば」(1997)、「白神」(1998)、「津軽の大地」(1999)、「漂泊の魂」(2000)などがある。その完成度と演奏技法には定評があり、海外でも高い評価を受けている。
衰退の一途をたどる民謡界にあって、津軽三味線だけが、圧倒的に若い世代に支持され、次世代を担う演奏家を次々と世に送りだしている。その最たる魅力は、なんと言っても演奏者が、自分の個性や感情を三本の糸で自由に表現できると言う、即興演奏を含めたオリジナルな演奏が可能な音楽であるからだ。 |